2020年03月11日

初級第20.21回 2020-3-8 <研究レポート発表・修了式>

2019年度初級最後の講座を行いました。みなさんに準備していただいた研究レポート発表と修了式です。
レポート内容は、四季を通して、季節に役立つハーブを考えた数々の料理実践、ドライラベンダーを活用してのクラフト作成、様々な精油の効能や禁忌、使い方そしてブレンドについてのまとめ、ぼかし肥の研究と生態系についてなど、多岐にわたりました。発表にも熱がこもっていて、それぞれの興味関心の方向やこれからもっと研究・実践していきたい分野についても垣間見られ、とても楽しく、素敵な発表でした。
 2019年度は、暑すぎる夏、秋には大きな水害をもたらした台風、歴代1位の暖冬、そして現在進行形の新型コロナウイルスと、様々なことがあった年でしたが、皆さん熱心に学んでくださり、今日無事<修了>という運びになりました。
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活動拠点のみのり館は、下曽我の梅林の奥にあります。梅の花の季節は終わりましたが、様々な春の花があたりを彩り始めています。みのり館脇にある大きなこぶしの花も満開、すぐ向かいの畑には菜の花が色鮮やかです。
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桜もこんなに咲いています。春めき桜という品種で、早咲きの桜なのですが、ここ数日で一気に咲き出しました。いつもなら、新しい季節にむけて、希望に胸膨らみ、軽やかな桜の花弁のように、遥かな思いに心をはせる季節なのですが、今年は新型コロナウイルスに席巻され、不安や動揺が世の中を覆っています。
こんな時は自分の免疫力に頼るしかありません。免疫力を高めるためには体を温めること、水分をよく取ることが大切だといいます。血液循環、リンパ液循環がよくなり免疫力も活性化するそうです。消化の良い栄養のあるものを食べ、太陽にはよくあたり睡眠をよくとる。そしてストレスを溜めないことも大切です。ハーブやアロマも活用しましょう。とにかく早く鎮静化することを願っています。

posted by 小田原ハーブインストラクター at 22:04| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年02月13日

初級 第18.19回 2020-2-9<芳香蒸留水・チンキ・浸出油><ハーブティー>

午前第18回<芳香蒸留水・チンキ・浸出油>
 初級では、家庭でも手軽に芳香蒸留水(ハーブウオーター)が取れることを知っていただくため、お鍋での蒸留を行いました。キッチンは暮らしの原点とも言える場所です。ご飯を炊く、おかずを作る。漬物をつける。保存食を作っておく。季節ごとの決まった仕事などなど、健康と命を育む食べ物がキッチンから生まれ、日々の心地よい暮らしへとつながっていきます。思い返してみれば私たちは多くの時間キッチンに立っています。キッチンは家族の健康を預かる私たちにとってのいわば研究室です。そんなキッチンにあるものを使って、庭で育てた植物から健康に役立つハーブウオーターをとってみましょう。こんな楽しいことはありません。まるで出汁を取るようにハーブウオーターを採る。ぜひ行ってみて欲しいのです。
 ハーブウオーターは、植物の水溶性の芳香成分・分子が溶け込んだ水です。同じ水蒸気蒸留で採られる精油に比べると成分の含有量は10000分の1と少ないですが、その分禁忌もほとんどなく誰にでも身体に優しいもので、様々なものに活用できます。
収穫したての植物を使って、今日は隣のハーブ畑のローズマリーでローズマリーウオーターを採取しました。収穫したハーブ1に対して採取するハーブウオーター1を採ります。
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蒸留には少し時間がかかりますので、その間に、ハーブをアルコールに漬け込み成分分子を浸出させるチンキと植物油に漬け込む浸出油を作りました。今日は、エキナセアのチンキとカレンデュラの浸出油です。
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ローズマリーのハーブウオーター、エキナセアのチンキ、カレンデュラの浸出油、それぞれの活用方法や使い方など知っていただいて、午前の講座は終了しました。
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午後<ハーブティー>
 空気が乾燥しているこの時期は、肌もカサカサ、内臓も冷たく、乾燥気味です。ハーブ療法には様々ありますが、特にこの時期活用したいのがハーブティーです。ハーブに多く含まれるポリフェノールやフラボノイドには抗酸化作用があり、また免疫力、自然治癒力を高めてくれます。それぞれのハーブが持つ特性、効能を活かした組み合わせを考え、美味しいハーブティーを飲むことで、健康維持に努めたいものです。
今日は、それぞれのハーブの特性、期待できる水溶性成分、そして注意点などを学びながら、そしてより美味しくするためのプラスα、甘味や果物、日本古来のショウガやゴボウなど活用しながら、いろいろハーブティーを作って飲み比べてみました。 
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posted by 小田原ハーブインストラクター at 11:53| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年01月13日

初級第16,17回 2020-1-12<フルーツポマンダー ><ハーブの歴史>

午前<フルーツポマンダー 作り>
14世紀のヨーロッパでは疫病が大流行し多くの人が命を落としました。それらの疫病から身を守るための、防疫の具として作られたのがポマンダー です。もともとは、金や銀の穴の開いた容器に抗菌や防虫に役立つハーブや、スパイス、また香料、乳香などの植物性のものからアンバーグリス、ムスクなどの動物性のものなども詰めて使用していたようです。
現在のフルーツポマンダー の原型は16世紀、りんごをくり抜いた中に酢で練った乳香などを詰め込んだもので、病に苦しむ市井の人々を治療のため訪れる医師たちも防疫のため身につけていたと言います。
現代では、時代背景もすっかり変わり、魔除け、お守りの意味を込めつつも、装飾や部屋の飾り付け、また季節の楽しみへと変わってきました。と同時に見た目もより可愛らしく、より素敵なフルーツポマンダー が作られるようになりました。
今日はそんなフルーツポマンダー を作りました。

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フルーツにクローブがさし終わったら、ブレンドしたスパイスのパウダーの入った袋の中で、全体にパウダーをまぶします。教室でできるのはここまでです。家に持ち帰り網の袋に入れ日の当たらない風通しの良いところに吊るして干します。乾燥したらリボンをかけて完成です。上手に出来上がるといいですね。どんなふうに出来上がったかは次回の講座日の楽しみです。

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午後<ハーブの歴史>
 午後は、ハーブの歴史についてです。特にヨーロッパの時代背景の中でどのように現在の私たちに届けられたのか、また薬学や医学にも深く関わる植物、ハーブについての大切な著書について、重要な人物たちの考え方などについてなどです。
 また歴史上に登場する「ハンガリーウオーター」や「ケルンの水」は、どのようなものなのか?実際に作ってみました 。生命維持の秘薬として、自給自足の修道院の中で作られたハーブのリキュールとはどのようなものなのか?当時のレシピをもとに作られているという、<シャルトリユーズ><ベネディクチン>を試飲していただきました。午後の講座は少し早めにスタートしたのですが、内容が多いので、終了時間を少しオーバーしてしまいました。ハーブの歴史はとても広くて深いのですが、その一部でも当時の物を探り、体験することでハーブ
の歴史に対する関心も増すのではないかと思います。

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posted by 小田原ハーブインストラクター at 22:09| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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