2020年10月12日

初級第12.13回 2020-10-11 <アロマの活用>

今日は、アロマセラピーの基本的な知識を学んでいただきました。アロマの世界を学ぶ上で最も大切なことは、精油について、しっかりした知識を得るということです。でもそれは、一朝一夕に得られるものではありません。まずは、精油の取り扱い方等基礎知識、そして植物油、ハーブウオーターについて学んでいただき、いろいろ精油の香りを体験していただくことからアロマの世界に関心を寄せていただきました。
好きな香りの精油が、どんな効能を持っているのか、注意事項や禁忌事項はないのか、当然知りたくなります。そんなところから一つ一つの精油について関心を深めて行って欲しいと思っています。
植物に含まれる芳香成分は、ほんの1%くらいと言われています。その芳香成分だけを集めた精油は、もとより芳香成分100%。たった1%の芳香成分が、植物が生きるための様々な役割を果たす重要なものであることを考えれば、精油がどれほど濃厚精密で、プラスからマイナスまで作用がどれほど大きいものか理解できるはずです。だからこそアロマを楽しく役立てるためには、精油について知ることが重要なのです。
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さて、基本的な事項をお話しし、香り体験をしていただいた後は、実習です。どんなふうに活用できるのか、生活の中で役立つ様々なアロマクラフトを作り、又体験しました。
① 吸入→コップの湯の中に垂らしたたった1滴の精油の刺激と効果の体験
② 抗ウイルスマスクスプレー→コロナ禍に役立てられるものとして、
③ 園芸用虫除けスプレー→育てている植物のためにハーブウオーターを使って
④ アロマバスオイル→寒くなってきた今日この頃、今夜はゆっくり温まりましょう。
⑤ アロマ石鹸→
⑥ セントジョーンズワート油とカレンデュラ油のミツロウ軟膏→手荒れの季節に役立つもの
⑦ 最後に、作ったアロマバスオイルで手浴体験
以上いろいろ行いました。アロマクラフトを作ること自体は、それほど時間はかかりませんが、精油選びにはとても時間がかかります。それぞれの精油の効能や禁忌など書かれた資料を確認しながら、香りの組み合わせを考えながら、出来上がった香りをみんなで比較しながら・・・とても楽しい時間でした。
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 昼近くには、すっかり空も晴れたので、気分転換に隣のハーブ畑に出てみました。ちょうどローゼルの収穫時期で、たくさん実をつけていました。少しいただき、みんなでハーブティーを楽しみました。鮮やかな色と心地良い酸味にみんなすっかり虜になったようでした。台風一過!爽やかな昼のひとときでした。
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posted by 小田原ハーブインストラクター at 02:32| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年09月17日

2020-9-13 ハーブの殖やし方、土作り、病害虫対策、秋の種播き

 今日のテーマは栽培です。ハーブを増やすための方法を学ぶ講座です。ハーブを健康に育て増やすためには、まず土作りが大切です。
 土作りの実習では「ぼかし」を作りました。米ぬかや魚粉、油かすなど数種類の材料を混ぜ合わせ、よもぎの天恵緑汁の薄め液を加えてよく混ぜ合わせます。これを密閉容器に入れ、2週間暗いところに置き白いカビが生えてきたら、よくかき混ぜ、蓋の代わりに細かい網をかぶせて天日干し。さらさらになったら出来上がりです。スクールでは、密閉袋に入れるところまで行い、あとは家に帰って行ってもらいます。私は年2回このぼかしを作り、畑の整備に使っています。健康でたくさんの微生物が育ちやすい土の環境を作ることが、有機栽培の基本です。
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 次に、ハーブを使った病害虫忌避剤を作りました。ハーブ類は決まっているわけではありませんが、それぞれのハーブの持つ、抗菌作用や防虫作用など考え、手に入る材料で作ることができます。今回は、ローズマリー、ミント、バジル、ドクダミ、セージ、ラベンダー、ワームウッド、それにニンニク、トウガラシ、クローブ、シナモン、彼岸花の球根、よく煮詰め、冷めたら竹酢液を加えます。使用するときは、この液を50倍くらいに薄め展着材として、薄い石鹸水を加えます。
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 秋の種播き・挿し木
秋から育てるのが適したハーブといえば、セリ科やアブラナ科の植物そしてキク科の植物です。寒さに強く、越冬して、根を充実させ、春暖かくなると一斉に大きく成長します。今日は、コリアンダー、ルッコラ、ニゲラ、カレンデュラ、ジャーマンカモミールの5種類の種をポットに播きました。
殖やし方の一つの方法として、挿し木があります。エルダーとレモンバーベナーの挿し木を行いました。
上手く育ってくれるといいですね。楽しみです。
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posted by 小田原ハーブインストラクター at 21:21| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年08月04日

初級第8.9回 染色<藍の生葉染め>

 藍の生葉染めの実習を行いました。使った藍は蓼藍と縮藍です。
 午前中は、染液づくりです。まず藍の枝から葉だけを集めます。
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 2班に別れて、タライに分量の藍と水を入れ、ゴシゴシと揉み出す作業を続けること30分。葉っぱはもうとろんとろんです。大変な作業なのですが、最初の10分、とにかく頑張ると後が数段楽になります。とろんとろんになった藍を濾し、藍液を抽出、大きな保存バケツに移します。濾した藍の揉み殻はタライに戻し、新しい水を加えてもう一度同じことを繰り返します。こうして濃い緑色の藍の染液が出来上がります。これにアルカリ還元剤を攪拌しながら少しずつ混ぜ合わせ、1時間ほど寝かせます。
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 あらかじめ地入れ(染める布をぬるま湯にしっかり浸しておくこと。染液が浸透しやすくなると同時に、布の埃なども取り除きます)しておいた布を、タオルドライしておきます。
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 午前中使用した用具などをきれいに後片付けし、午後の準備をした後、昼食にしました。

 
 午後は染色作業です。染色作業は、一人一人でそれぞれの調理台に分かれて、行いました。
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 今回染めたものは、各自2枚、絹のストールと、表がガーゼ裏がタオル地のハンカチです。素材も大きさも違うので、絹から1枚ずつ染め、絹の行程終了後綿を染めました。藍の染めでは、絹も綿も同じ工程で染めることができますが、染め上がりの色には違いがあります。また同じ綿、同じ絹でも織りや地紋等によって染め上がりの感じにも随分違いが出ます。それもまた楽しみなところです。
染液から出した時、布は緑色ですが、水の中で酸化し、さらに空気で酸化して、きれいな青色になるのも楽しい行程です。藍の葉に含まれているインディカンという成分は揉み出し作業で抽出され、さらに葉の持つ酵素によって加水分解されインドキシルという成分に変化します(緑色)。これが布に浸透し定着します。インドキシルは変化しやすく水の中、空気の中で容易に酸化します。酸化するとインディゴという青色の成分に変わり、布に浸透させることは、もうできません。つまりインディゴになってしまった液では染めることはできないということです。緑色の布が水の中で青色に変化するのは、インドキシルが浸透した布が、酸化してインディゴとして定着したことを示しています。
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 各自2枚の染め布以外に持っていたマスクやタオルを一緒に染めてみたという方もいらっしゃいました。そして使った染液を持ち帰りたいということになり、ペットボトルに詰めたりして持ち帰っていただきました。
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posted by 小田原ハーブインストラクター at 15:57| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする